プースについて

プースについて

店主のご挨拶

店主のご挨拶

おいしいパンを作りたくて

小麦を臼で挽いて粉にし、天然酵母を育て

卵は平飼いの元気な物で

レーズンやクルミはオーガニックのものを選びました。


そして一番大切にしているのは手を使って作ることです。

パンの生地の状態を知るには、目と鼻ともう一つ手がだいじなんです。


大量生産はできないけれど、手から何かが伝わっている…

プースのパンはそういうパンです。


一本の木が年月をかけて育つように…

パンがゆっくり熟成するように…


みなさんと少しずつ味のあるパン屋になっていきたいと思います。

どうぞ、よろしくお願いいたします。


石窯パン工房 POUSSE
店主/戸谷 博之


 店名の由来  

石窯パン工房POUSSEのプースは、フランス語で「パンが発酵して膨らむこと」や「芽が出る」などの意味があります。

皆さんに好かれ、人が集まる店になりますように…


新しいパン文化の発信

新しいパン文化の発信

『安心・安全で、本当に美味しいパンを作りたい』

その気持ちこそが、プースのパン作りの原点なのですが、
それともう一つ私自身、店をやって行くうえで大切にしていることがあります。

それは、『健康』です。

嗜好品としてのパンではなく、必要とされるパンを作りたいのです。


「麦などの穀物は本来、一粒丸ごとを食べる事が良いと考えています。」

小麦の中の白い部分は胚乳と呼ばれ、生命維持に必要なエネルギーとなる澱粉、血液や筋肉を作る上で大切な栄養素であるタンパク質からなります。

小麦の外皮や胚芽の部分は、腸内の調子を整える食物繊維の他、髪と肌・疲労回復に効果のあるビタミンやミネラルを豊富に含みます。


石窯パン工房プースでは、この一粒丸ごとを粉にした小麦全粒粉やライ麦全粒粉、黒玄米全粒粉が、少なからず全てのパンに入っています。

プースのパンの味わい深さや食感は、発酵・熟成ともう一つこの全粒粉から出来ているのです。


江戸時代に「脚気」という病気が流行していたのをご存知でしょうか、上層階級の人たちを中心に町人にまで広がった恐ろしい病気です。

手足のむくみや痺れにはじまり、時には死に至ることもあったそうです。

江戸時代の江戸では、精米された白米を食べる習慣が広まり(それも、白米を沢山、おかずは少しという食べ方が、意気だったとか)、
それが原因(ビタミンB1不足)だったのです。

参勤交代などで武士が、江戸から地方に戻ると主食が、あわ・ひえ・麦・玄米などに戻り、体調の悪さも嘘のように治り、
脚気は「江戸わずらい」などとも言われていました。

現代では、白米を主食としていますが、副食もしっかり食べるという食習慣が広がり、脚気という病気はほとんど聞かれなくなりました。
しかし、激しいスポーツとする人や、お酒をたくさん飲む人、インスタント食品を多く摂る人などは、今この時代でもその予備軍であるそうです。

食生活の片寄りは、ビタミンB1に限った事ではありません。


発酵・熟成にしっかり時間をかけて作られたパンは、消化吸収もよく、さらに「石窯パン工房プース」では小麦全粒粉、ライ麦全粒粉・雑穀などを加えることにより、さらに栄養価を増すことで、健康に配慮したパンを種類豊富にそろえております。

三度の食事の一食とまでいかなくても、少しお腹が空いたときや、スポーツのあと、病中病後などにも、保存性や携帯性もいいので、パンはとても便利な食品だと思います。


「石窯パン工房プース」では、菓子パンとしてこだわったパン、調理パンとしてこだわったパン、
そしていつもそのそばには
食事パンとしてこだわったパンがあります。


店を営んでいく上でその事が、とても重要な事だと考えています。


パンは嗜好品で食べ過ぎはよくないという認識から、健康維持に役立つ、必要とされる食品にしていきたいと思っています。
それが、私にとっての『新しいパン文化の発信』です。


石窯パン工房プースの食事パンは、砂糖、卵、バターなどの副材料を一切含みません。
そのまま食べても驚くほど美味しいのですが、是非お食事と共に食べてみてください、おかずとパンの相乗効果で何倍にも美味しくなります。

パンの美味しさは、パンを買った皆さんが,工夫し楽しむことで完成するのです。

日々、パンを焼くパン職人とっての喜びは、その見えない部分にあるのだけれど、常に期待し願っています。

『もっと美味しくなれ』と...。




店舗案内

店舗名石窯パン工房 プース
所在地〒444-0205 愛知県岡崎市牧御堂町水洗50-2
電話0564-59-4551
営業時間10:00~19:00
定休日毎週土曜日